今度は、プロジェクトに、プロセスとステータスを設定します。また、案件情報を実際に保持する、プロセスの画面項目も追加します。
2.8.1 プロセスとステータス・画面項目の設定の流れ
プロセスとステータス・画面項目の設定作業の流れは、次のようになっています。
- プロセス名を追加する
- ステータスを追加する
- ステータスの順序を変更する
- アクティブステータスを設定する
- 新規の画面項目を追加する
- 画面項目の順序を変更する
2.8.2 プロセス名を追加する
では、次のようにして、まずプロジェクトにプロセス名を追加しましょう。
- 左メニューで「プロジェクト情報」→「プロセス管理」を選択する
- 「プロセス管理」欄の「新規作成」ボタンをクリックする
- 「プロセス作成」ポップアップが表示されたら、次のように必要事項を入力する
項目名 | 設定例 | 備考 |
プロセス名 | 作業依頼管理 | 必須 |
4.「完了」ボタンをクリック
これで、新規プロセス名が追加されました。「プロセス管理」欄の「プロセス一覧」には、追加したプロセス名が表示されました。
2.8.3 ステータスを追加する
次に、先ほど追加したプロセスにステータスを追加します。登録したばかりのプロセスには、システムデフォルトのステータスとして、「特別権限」「完了」というステータスが自動的に登録されています。ここに、さらに必要なステータスを追加します。
- 左メニューの「プロセス管理」をクリック
- 「プロセス管理」欄の「プロセス一覧」で、ステータスを追加したいプロセス(例:作業依頼管理)の「ステータス」(詳細)リンクをクリック
3.「ステータス一覧」が表示されたら「新規作成」ボタンをクリック
4.「ステータス作成」ポップアップが表示されたら、次のように必要事項を入力する
項目名 | 設定例 | 備考 |
ステータス名 | 新規 | 必須 |
アクティブステータス | オン |
5.「完了」ボタンをクリック
6.同様に、3~5をくり返し、「受付中」「作業中」ステータスを追加する
これで、「新規」「受付中」「作業中」ステータスが追加されました。「ステータス一覧」には、追加したステータスが表示されました。
※「アクティブステータス」をオンにしておくと、ビジネスプロセストップにステータスとして表示されます。
※「特別権限ステータス」とは、案件を新規登録するための特別なステータスです。プロセス作成時に、自動的に登録されます。
※「特別権限」「完了」ステータスは、削除・コピーできません。
2.8.4 ステータスの順序を変更する
続いて、ステータスの表示順序を次のようにして変更します。
- 「ステータス一覧」の「順序変更」ボタンをクリック
- 「順序変更」ポップアップが表示されたら、ドラッグ&ドロップでステータスの表示順を変更する
3.「完了」ボタンをクリック
これで、ステータスの表示順序が変更されました。「ステータス一覧」には、変更された順番でステータスが表示されています。
※ ステータスの順序は、同じ位置に複数のステータスを並べることも可能です。並列したステータスをまとめて移動するには、上部の枠をドラッグします。
2.8.5 新規の画面項目を追加する
プロセスの画面項目には、あらかじめ次の項目がデフォルトで登録されています。
- ID:ID(自動採番)
- プロセス種別:プロセス種別
- タイトル:テキスト
- 内容:テキスト(複数行)
- 発行者:ユーザーマスタ
- ステータス:ステータス
- 前回ステータス:ステータス
- 最終更新日時:最終更新日時
- 最終更新者:最終更新者
- 案件の公開/非公開:案件の公開/非公開
これに加えて、新規の画面項目として「依頼元」を追加します。
- 左メニューの「プロセス管理」をクリック
- 「プロセス管理」欄の「プロセス一覧」で、画面項目を追加したいプロセス(例:作業依頼管理)の「画面項目」(詳細)リンクをクリック
3.「画面項目一覧」で「画面項目の新規登録」ボタンをクリック
4.「画面項目の新規登録」ポップアップが表示されたら、必要事項を入力する
項目名 | 設定例 | 備考 |
画面項目カテゴリ | 基本情報 | |
画面項目名 | 依頼元 | 必須 |
画面項目型 | テキスト | 必須 |
有効 | オン | |
最大入力文字数 | 128文字 | |
入力制限文字数 | 128 |
5.さらに、入力した画面項目に関して、タブを切り替えて必要情報を設定する
項目名 | 設定例 | 備考 |
画面項目型設定 | ||
種別 | 通常テキスト項目 | |
表示設定 | ||
横幅 | 中 | |
一覧表示 | オン | |
検索 | オン |
6.「完了」ボタンをクリック
これで、プロセスの新規項目が追加できました。設定したプロセスの「画面項目一覧」には、追加した項目が表示されています。
※デフォルトの項目は、削除・コピーマークが反転して、削除・コピー不可になっています。
※画面項目には、1プロセスあたり次のような登録上限があります。
<Ver.2.10以前>
80項目(デフォルト9項目含む)+テキスト複数行型5項目(デフォルト1項目含む)
<Ver.2.11以降>
80項目(デフォルト9項目含む)+テキスト複数行型10項目(デフォルト1項目含む)
<Ver.2.15以降>
190項目(デフォルト項目含む)
2.8.6 画面項目の順序を変更する
続いて、追加したプロセスの「画面項目」の順序を変更します。
- 「項目設定」で、「順序設定」ボタンをクリック
- 「順序設定」ポップアップが表示されたら、ドラック&ドロップで順序を変更する
3.「完了」ボタンをクリック
これで、画面項目の順序を変更できました。設定したライブラリプロセスの「項目設定」では、項目の表示順が変更されています。