例として以下のように、地区を選択するとビルが絞り込みされる連動コンボボックスの作成方法を解説します。
地区 | ビル |
本社 | 本社ビル |
新本社ビル | |
事務所 | 東京事務所 |
大阪事務所 |
■ライブラリの設定
連動コンボボックスの選択肢はライブラリを参照するため、まずライブラリを作成します。
ライブラリの基本設定は下記をご参照願います。
機能リファレンス4(2.19)> 2.ライブラリ管理
https://ssbp.zendesk.com/hc/ja/sections/20398850514969
必要なライブラリ【地区】と【ビル】の2ライブラリを作成します。
今回、ライブラリ名【ビル】はライブラリ名【地区】のデータを参照しますので、関連ライブラリの設定をします。
ライブラリ名【ビル】の関連ライブラリ「新規作成」をクリックします。
カテゴリ名「マニュアル」関連ライブラリ「地区」を選択します。
表示項目を設定します。
詳細設定を実施します。
これで、ライブラリ【ビル】に【地区】が関連付けられました。
※この工程を実施しないと、後続設定となるライブラリ型画面項目を設定する際に、参照元となるライブラリが表示されません。
■各ライブラリへの画面項目の設定
【地区】 フロント画面の一覧表示画面
地区のライブラリ画面項目を設定します。
画面項目名:地区 画面項目型:テキスト型
【ビル】 フロント画面の一覧表示画面
ビルのライブラリ画面項目を2つ設定します。
①画面項目名:地区 画面項目型:ライブラリ型
参照ライブラリはライブラリ「地区」・画面項目「地区」を参照します。
②画面項目名:ビル 画面項目型:テキスト
■プロセスの設定
プロジェクトに関連ライブラリとして「地区」と「ビル」を登録してプロセス側でライブラリアイテムが利用できるよう設定します。
関連ライブラリの新規作成をクリックします。
関連させるライブラリとして、ライブラリ「地区」を設定します。
関連させるライブラリとして、ライブラリ「ビル」を設定します。
プロジェクトに対して、関連ライブラリが登録されました。
続いて、各関連ライブラリの表示項目の設定をします。
表示設定、表示形式、表示件数を設定します。
設定が完了しました。
【ビル】も同様に表示設定にチェック・表示形式は一覧表示を選択し、画面項目「地区」「ビル」にチェックを入れます。
これで、プロジェクトに対してライブラリの関連付けが完了しました。
■プロセス側の画面項目の設定
該当プロセスにライブラリ型画面項目を作成します。
①画面項目名:対象場所1(=地区)
画面項目型:ライブラリ型
表示方法:連動コンボボックス型
参照ライブラリ:地区/地区
②画面項目名:対象場所2(=ビル)
画面項目型:ライブラリ型
表示方法:連動コンボボックス型
参照ライブラリ:ビル/ビル
画面項目「対象場所1」と連動させるため、連動コンボボックスタブに以下の設定をします。
連動元とする画面項目(連動コンボボックス型):対象場所1
連動元の参照先画面項目とマッチングさせるキー項目:地区
■アクション画面項目の設定
任意のアクションの【画面項目】設定にて上記2項目の【編集】【表示】をオンにする。
フロント画面で確認すると、任意のアクション実行時に対象場所1の選択肢によって
対象場所2の選択肢が絞り込まれて表示されるようになります。