案件詳細画面の履歴欄にテキスト文を記載するためのファンクションです。
作業コメントを残す場合や、メールを送信する場合の本文としても利用できます。
呼び出し方法
1.「アクション作成」または「アクション編集」画面で、「コメントを作成する」ファンクションを選択。
2.「アクション一覧」画面で、任意のアクションの「コメント」 - アイコンをクリックする。
画面一覧
項目一覧
No | 項目 | 内容 |
① | コメント欄のサイズ | コメント欄の横幅、高さの値を入力します。最大100まで設定が可能です。 |
② | コメント欄へ転記する | 任意のテキスト複数行型画面項目の値を履歴のコメントにコピーしたい場合はチェックを入れます。 |
③ | 転記元画面項目 | 転記元画面項目を選択します。テキスト複数行型画面項目が選択肢出てきます。 |
④ | コメント欄を編集不可にする | オンにした場合、アクション選択時に、コピーされたコメントを編集できなくなります。 |
⑤ | コメントに添付ファイルを付加する | コメントに添付ファイルを付加する場合はチェックを入れます。 |
⑥ | 種別 |
コメントに添付するファイルの種別を選択します。 ・単一ファイル添付:コメントにアップロード可能なファイルは1つです。 ・複数添付ファイル添付:コメントに複数ファイルがアップロード可能です。 |
⑦ | 注釈 |
コメントに添付ファイルを付加する場合、アクションポップアップに表示する注釈の位置と内容を設定します。 注釈は、下にあるフリー入力欄の内容が表示されて、HTML形式で指定可能です。使用可能なタグは以下の通りです。 <font> (color)、<b>、<i>、<u>、<br>、<a> (href,target) |
⑧ | 「キャンセル」ボタン | クリックすると、設定を取消して、画面を閉じます。 |
⑨ | 「完了」ボタン | クリックすると、設定を完了します。 |
複数行型画面項目を履歴コメントにコピー
「コメントを作成する」ファンクションでは、任意のテキスト複数行型画面項目の値を、履歴のコメントにコピーできます。
基本動作
「コメントを作成する」ファンクションを含むアクションで、履歴コメントにコピーするには、次のように操作します。
- あらかじめ、コピー元となるテキスト複数行型画面項目に値をセットしておく
- 案件を選択し、「アクション」ボタンをクリック
- 「コメントを作成する」ファンクションを含むアクションを選択する
- コメント欄にテキスト複数行型画面項目の値がコピーされた状態でアクションポップアップが起動する
5.「確認」ボタンをクリック
6.「完了」ボタンをクリック
これで、テキスト複数行型画面項目に値が履歴コメントにコピーされました。
設定
「コメントを作成する」ファンクションで、任意のテキスト複数行型画面項目の値を履歴のコメントにコピーするには、次のように設定します。
1. プロセスに、テキスト複数行型画面項目を用意する(例:作業指示)
2. アクションを作成し、「コメントを作成する」ファンクションを含める
3.「アクション一覧」画面の「コメント」 - アイコンをクリック
4.「コメントを作成する」ファンクションの設定画面で、必要項目も設定する
例: コメント欄へ転記する:オン
転記元画面項目:(作業指示)
5. 「完了」ボタンをクリック
コメント欄を編集不可にする
「コメントを作成する」ファンクションの設定画面で、「コメント欄を編集不可にする」をオンにした場合、アクション選択時に、コピーされたコメントを編集できなくなります。
案件履歴のコメントで書式を利用
案件履歴のコメントでは、書式付きテキストを利用できます。書式付きテキストの利用可否は、プロジェクト単位で設定します。
基本動作
アクションポップアップの履歴コメントに、書式ツールバーが表示されます。
利用可能な書式
書式付きテキストでは、次の書式が利用できます。
分類 | 書式 |
フォント書式 | 太字、斜体、下線、フォント色、書式削除 |
リスト | 箇条書き、番号付け |
配置 | 左揃え、中央揃え、右揃え |
その他 | 画像の挿入、画像アップロード、リンクの挿入 |
- 画像の挿入:表示する画像ファイルのURLとサイズを指定
- 画像アップロード:画像ファイルをサーバに登録
設定
案件履歴のコメントに書式付きテキストを利用可とするには、次のように設定します。
1. 管理画面で、カテゴリ > プロジェクト一覧を呼び出す
2. 「新規作成」または「編集」リンクをクリック
3. 「プロジェクト作成」または「プロジェクト編集」画面で、「書式付きコメントを利用する」の「使用する」を選択する
4. 「完了」ボタンをクリック
特記事項
メール取り込み時(イベント管理)の取り込みルールとして「コメントを作成する」ファンクションを含むアクションを指定した場合、取り込んだメールから起票した案件のコメントに、HTML形式のメールから書式付きで取り込まれます。